うつ病患者を抱える家族の接し方と対応

うつ病のチェックする項目は以下のものが挙げられると思います。

１）気分の落ち込み、あるいは焦燥感
特に、仕事や学校の時間だけうつ状態で、余暇や家では十分に楽しめ
ているという「非定形うつ病」というのもあるようですが、基本的に
は余暇もプライベートも楽しめていない状態です。

２）食欲の低下、または食べるけれどおいしいと感じられない状態

３）体重の減少（まれにストレス食いなどで増加する方もいるようで
すが…）

４）不眠　特に朝早くに目覚めてしまってその後眠れない早朝覚醒、
あるいは夜中何度も目が覚めてしまう中途覚醒があるかどうかこの辺
がまず最初のチェックになりますが、うつ病が進んでくると、こんな
現象もみられます。

「罪業妄想（自分の存在が罪なのだと思い込む）」

「貧困妄想（本当にお金がないわけではないのに明日からもう暮らし
ていけないと思うほど貧乏だと思い込む）」

「微小妄想（自分はとるに足らない人間で、足手まといだと思い込む）」

「心気妄想（自分は重い病気にかかっているから自分の調子が悪いの
だと思い込む）」

このような妄想が出てくると、かなり状態は悪くなっているのではな
いかと思います。

それから、自殺をするほど思い詰めている状態だったら、それだけで
要注意です。

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