うつ病患者の家族の接し方次第で症状は良くなるのです!
うつ病の原因ははっきりわかってはいませんが、うつ病になりやす
い性格や環境というのはあるようです。
単極性のうつ病になりやすい性格では、仕事熱心、几帳面、真面目
(生真面目と言った方がいいかもしれません)、凝り性、徹底性、
正直、強い正義感や義務感を持つ性格の人が多いと言われています。
(双極性のうつ病では、社交的、親切、善良、温厚、陽気で活動的
な面もみられます。)うつ病になりやすい環境としては、仕事の過
労、職場の異動、転勤、転居、経済問題などが挙げられます。
また、ショックだったり悲しい出来事があった時、例えば、配偶者
や近親者との死別や離別、喪失体験、家族間葛藤がうつ病発症の誘
因になることもあります。
意外に思えますが、逆に喜ばしいと思われる出来事があった時でも
うつ病は発症する可能性があります。
例えば、結婚、妊娠、出産、昇進などが挙げられます。
女性特有のものとして、出産による産後うつや、月経の周期からく
るPMS(月経前症候群)も挙げられます。
それから、身体的要因からうつ病になることもあります。
身体疾患が先にあり、それによる不自由な状態や落ち込みからくる
うつ病や、老化による社会的なハンディキャップや境遇の変化など
がそれにあたると思います。