うつ病患者の家族の接し方次第で症状は良くなるのです!
うつ病患者の家族の接し方TOP > うつ病の症状とは
うつ病の症状において、単純に気分が沈んでいるというだけでは「う
つ病」という病名はつきません。
うつ病の症状の中には、不眠―特に「早朝覚醒(朝早く目が覚めてし
まう)」や「中途覚醒(途中で何度も目が覚めてしまう)」といった
症状や、食欲の低下、あるいは一応食べてはいるけれど砂を噛むよう
な感じでおいしいと感じられないという症状、そして、それによる体
重の減少(場合によっては動けないので増加することもあります)と
いう症状も同時に現れます。
同じうつ病でも「気分が沈んで何もやる気が起こらない」という意欲
減退型と、「焦りの気持ちが強くてイライラする」という焦燥型があ
ります。
気分は一見沈んでいないように見えるけれど、不眠や食欲減退などの
体の調子の悪さの方が前面に出てしまう「仮面うつ病」というものも
あります。
うつ病では、気分が沈み切っている時は身の回りのことをするのも億
劫な状態になっているのでその間はずっと床に伏している状態が続き
ますが、投薬治療などをして回復してくると、気分が良くなったり悪
くなったりを繰り返しながらだんだん良い方向に向かいますが、この
気分の上下が出てきている回復期は行動力も出てくるため、自殺を図
ったりする可能性も非常に高いので注意が必要です。