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症状を左右するうつ病の家族の接し方

 

うつ病の人への接し方については、まず自宅で十分静養出来るように
配慮することが大切だと思います。

重症の場合は床に伏したままのことが多いですが、特に寝ていなけれ
ばならないわけではなく、出来るならば朝起きて、ご飯を食べて、よ
く寝る、という規則正しい生活の中で、本人が自由きままに生活出来
るようにしてあげることが大切です。

家事をしなければならない立場の人は、家事をせずにいられるよう周
りの人達が手伝ってあげられると良いと思います。

そして、近くにいる人がきちんと薬の管理をし、服薬させることが重
要です。

うつ病患者の中には、処方された薬を貯めて自殺目的に使おうとする
人もいるので、注意が必要です。

そして、患者本人の病状や身体の様子についてきちんと観察し、診察
の時に主治医に伝えることも大事です。

また、うつ病は頑張りすぎた果てに起こる病気なので、「頑張れ」
「しっかりしろ」と励ますことや元気づけることは慎み、治療によっ
てうつ病は必ず治ることを本人に伝え続けることも必要です。

うつ病の初期と回復期は、気分はまだ落ちているものの活動量は増え
てくるので、要注意です。

「死にたい」と口走った時には何も言わずに聴いてあげること、刃物
や劇物は目に触れないところに置いておくことが必要です。



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